ある日、友人とお茶を飲みながら、
「90年代、カリフォルニア州バークレーには『地球の集まり』という日本語で話す会があって、 その体験が今のわたしのバックボーンになっているの。」なんて話していたら、 ”ハワイ島でも集まりをやってみようか”ということになりました。 こういうことは突然降ってきて、スイスイと動き始めます。 試しにFBで集まりの告知をしてみたら、なんと10人+キッズが集まりました。 とりあえず、初回のテーマは”フードシェアリング”。 我が家のアボカドがどんどん降ってきて、どんなにお分けしてもしきれない状態でしたので、 たくさんの果物の木があるハワイ島では、案外多い問題ではないかと思ったのですが、やはり。 大小のアボカド(シーズンなんですね)、バナナ、ウル(パンの木とも言われます)、リリコイ… たくさのフルーツが集まりました。 お料理したり、ジュースにして持ってきてくれた方も。 まずは自己紹介とそれぞれが告知したいことを話しました。 話し合いの中で、少し前に上映された『カンタ!ティモール』というドキュメンタリーについての シェアリングがあり、それぞれが感じたことがとても興味深いものでした。 わたしはベルギー人監督が作った山本太郎さんのドキュメンタリーをなんとかハワイ島で 上映できないかと思っていましたので、その話をすると、ぜひ実現しようということになりました。 一人で考えていたことが、声に出すことで動き始める。 『カンタ!ティモール』がわたしの背中を押してくれたのです。 先行上映されたニューヨークのみなさんと連絡を取り、上映までの流れと窓口を教えていただきました。 明日は第一回ミーティングです。 同時に『在外選挙登録』の手続きを始めています。 海外に住むたくさんの日本人が日本の選挙に参加したら大きな力になるはずなのに、わたしを含め 参加していない人が多くいることを知っているからです。 東ティモールが独立を目指し、そのカギとなる選挙では、反勢力の軍隊が投票用紙を焼くために 家々を焼き払ったそうです。 それでも独立を目ざす一人一人が投票用紙を土に埋め隠し、結果投票率は98.6%にもなったそう。 『カンタ!ティモール』が『地球の集まり ハワイ島』や山本太郎ドキュメンタリー映画の 上映会実現のための原動力になったことは間違いありません。 日本という国に生れながら、世界で生きる日本人。 縁あってこのハワイに住むわたし達が集う場ができて何が起こり始めるか、これからが楽しみです。
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3 月 2020
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